山菜を愛する方にとって、この時期に気になるのが“いつから採れるのか?”だと思います。
そこで、このページでは2025年の山菜採りの時期をまとめました。
春の山菜一覧
まずは、春に採れる山菜の一覧です。
- ふきのとう
- 行者ニンニク
- 葉わさび
- こごみ
- しどけ
- あいこ
- 赤こごみ
- たけのこ
- わらび
- ふきのとう
- うど
- コシアブラ
- タラの芽
ザッと並べただけでもこんなにたくさんの種類があります。それぞれに違った味わいがあり、季節を感じる山の恵みです。
山菜採りの時期が早まっている!?
地域によって気候が違うため、どこで採るかによって山菜の採れる時期は異なります。
ただ、近年の温暖化の影響で春の季節変化が早くなり、それに合わせて山菜の採取時期も早くなっている傾向があります。
長年山菜採りをしてきた私たちから見ると、山菜が出てくる時期の予測も難しくなっているのが実情です。
今回は、昨年の状況を参考にして、採取時期を予測しました。
山菜採りスケジュール【岩手版】
ここからは、自然豊かな岩手県岩泉町での山菜採りのスケジュールをまとめていきます。
原生林の熊は、山菜やきのこの採取と販売をしております。(一昨年熊と戦って有名になってしまったので、ご存じの方もいるかもしれません)
当ページでは、岩手県岩泉町の山菜採りの時期を紹介しております。地域により山菜の時期は多少異なりますが、ご自身で山菜採りをされる方も参考になさっていただけると幸いです。
ふきのとう:3月中旬~4月中旬ごろ
ほんのり苦味が特徴のふきのとう。真っ白な雪の下で育ったふきのとうは、緑色が濃くなる前の黄色い状態のときに採ったほうが柔らかく、えぐみが少ないため美味しいです。
おすすめの食べ方は、なんといっても天ぷら。ほくほくとした食感と、ほろ苦さが大人の味です。
岩手では、「ばっけ味噌」「ふき味噌」などと呼ばれ、みじん切りにしたふきのとうを味噌と合わせて加熱した料理もみなさんに愛されています。
ほかにも、ふきのとうを麻婆豆腐に入れたり、パスタややきそばに入れたり、味噌汁に入れたりするのも◎
葉わさび:3月中旬~4月末ごろ
葉わさびは、水がきれいな場所で採れる山菜です。ツンと鼻にくる辛味がクセになります。
お茶漬けや冷ややっこに乗せて食べるのがおすすめ。醤油漬けにするのも美味しいです。
生の葉わさびは傷みやすく、数も少ないためあまり市場に出回りませんが、原生林の熊工房では採れたものをその日のうちに新鮮なまま発送しております。
わさびの辛味が好きな方には、ぜひ一度お試しいただきたい山の幸です。
行者ニンニク:4月中旬~4月末ごろ
ニンニクのような風味が特徴で、「アイヌネギ」「ヤマビル」「ヤマニンニク」とも呼ばれています。
北海道や東北でよく採取される山菜です(北海道~奈良県くらいまでは採れます)。大きくなってしまった葉は硬いため、若いうちに採取するのが基本です。
ネギ、ニラと同じような使い方がオーソドックスで、おひたし、和え物、炒め物、卵とじ、天ぷら、パスタ、ラーメン、チャーハン、醤油漬けなど、さまざまな料理で楽しめます。
こごみ:4月中旬~4月末ごろ
山菜のなかでも苦味やクセがなく、食べやすいこごみ。人気の高い山菜の一つです。
アク抜きが必要なく、茹でるだけで食べられるので、お手軽感もポイント。粘り気とシャキシャキとした食感で、お子様でも美味しく食べられます。
茹でたこごみはマヨネーズをつけて食べる、醤油漬けにする、パスタに入れるなど、お好みの食べ方でお楽しみください。
天ぷらにして塩で食べるのもおすすめです。
しどけ:4月末~5月上旬
しどけは、モミジガサとも呼ばれる山菜です。古くから薬草として利用されてきたこの山菜の根は、鎮咳去痰薬として使われることもあるとか。
天ぷら、おひたし、などでお楽しみいただけて、独特の風味が特徴です。
工夫次第でパスタや炒め物などにもお使いいただけるので、ぜひオリジナルの食べ方を発見してみてください。
ボウナ:5月上旬ごろ
ボウナは、栄養価が高くてアクの少ない山菜です。秋田県では「ほんな」とも呼ばれていますね。
ウドのような香りが特徴で、茎は空洞になっています。おひたし、天ぷら、和え物、塩漬けなどでお楽しみいただけます。
ウド:5月上旬ごろ
ウドは、シャキシャキとした食感とさわやかな香りが特徴の山菜です。
スーパーなど市場に出回っている多くのものは栽培で、産直や通販などでは天然物があります。
ほのかな苦味があり、ファンも多いです。天ぷら、揚げびたし、炒め物、ナムル、酢味噌和えなど、幅広く楽しめるのもウドの魅力の一つといえます。
根曲がり竹のたけのこ:5月10日~5月25日ごろ
採れる期間が短いネマガリタケのたけのこ。熊も好きな山菜なので、採取はいつも熊との競争です。
新鮮なたけのこは、ぜひ焼きタケノコで食べてみていただきたいです。トウモロコシのような香りと、ほくほくとした食感が魅力。
岩泉町で採れるたけのこは、えぐみが少なく甘味があり、プリっとした食感があるのに柔らかいので生でも食べられます。
煮物やたけのこご飯はもちろん、味噌汁、炒め物、天ぷらなど、幅広くお使いいただけます。
山ふき:6月中旬~6月末ごろ
山ふきも人気の高い山菜です。シャキッとした食感とほろ苦さが特徴で、全体の90%以上が水分なので低カロリーな点も健康に良いポイントといえます。
原生林の熊工房では、フキをあく抜き、下茹でして、真空パックでお届けしています。
「下処理がめんどくさい」「皮むきが上手くできるか分からない」といった方でも、そのまますぐに使えるように加工しています。
煮物、味噌汁、炒め物にしても良いですし、きゃらぶきもおすすめ。また、ちょっと変わったところでいうと、ふきのお菓子「アンゼリカ」を作ってみるのも楽しいかと思います。
新鮮な山菜はネットショップでご購入いただけます。
原生林の熊が採る山菜は、オンラインショップにて予約を受け付けいたします!
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山菜の収穫時期や発送時期、食べ方や特徴、下処理の方法などについてのご質問は、公式LINEでも受け付けています。
原生林の熊が直接回答させていただきますので、遠慮なくお問い合わせください。
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