昨年の秋は熊にとって餌が豊富でした。そのため、今年の春は子熊がたくさん生まれると予想しています。
山菜採りを行う原生林の熊(私)も、この春は最大限の注意を払って採取活動をしようと思っています。
ご存じの方も多いかと思いますが、原生林の熊は、2023年の9月終わりにキノコ採りをしている最中、熊と出遭ってしまいやむを得ず格闘しました。
\そのときの記事はこちら/


もう二度と熊と戦いたくはないですね・・
「ナタが熊に当たる時には、人はすでに大怪我をしている」
「サバイバルナイフが熊に届く時には、人は大怪我をしている」
「木の棒だと攻撃力が弱いから、結果的に襲われる」
「重い物だと持って山を歩けない」
熊と応戦した経験を活かして、この度「山菜採りポール・熊撃退」を作り上げました。
原生林の熊工房 山菜採りポール 熊撃退


特徴
「原生林の熊工房 ・山菜採りポール 熊撃退」は、山でやむを得ず熊と対峙する際に使用することを想定した特別設計のポールです。
- とにかく軽い655g以下
- 突起物の長さ:15センチ以下(各種届け出不要)
- 強度:曲がらない強さを確保
- 全長:170センチ(山歩きに邪魔にならず、安全性を考慮)
- 刃先保護:本革カバー付き
- 設計コンセプト:最低限クマの攻撃をかわせる長さを備え、持ち運びに適した設計
登山やアウトドア活動の際に、万が一の事態に備えるための実用的な熊撃退用ポールです。
実用性のある重量設計
持ち運びやすさ、扱いやすさを重視して、とにかく軽い655g以下になっています。
(655gはどれくらいかと言いますと、大きさにもよりますがタマネギ3個が約600g、週刊少年ジャンプ1冊が700gなので、その間くらいの重さです。)
突起物の長さ


先の突起物の長さは、15cm以下。銃砲刀剣類所持等取締法(いわゆる銃刀法)に抵触しない長さになっておりますので、各種届出は不要です。
銃砲や刀剣類の所持や使用に関する規制を定めた法律です。銃砲や刀剣類を所持・使用することは原則として禁止されており、違反した場合には処罰が科せられます。
- けん銃、小銃、機関銃、猟銃などの金属製弾丸を発射する銃砲
- 刃渡り15cm以上の刀、やり、なぎなた
- 刃渡り5.5cm以上の剣、あいくち(短刀)
- 45度以上に自動的に開刃する飛び出しナイフ
- ボウガン(クロスボウ)
上記のものは持ち歩きできません。
日常で使うカッターや包丁なども、刃体の長さが6cmを超えるものは持ち歩きできない決まりとなっています。(刃体の長さが6cm以下であっても、正当な理由なく隠して携帯すると「軽犯罪法違反」となるため注意!)
刃物の所持に関しては、2年以下の懲役、または30万以下の罰金が科せられます。
強度も確保
ポール全体を通して、曲がらない強さを確保しております。軽さと曲がらない強さを両立させているため、実用的なものに仕上がりました。
全長は170cm


ポール全体の長さは、170cmです。山歩きする際に邪魔にならず、かつ熊と出遭ったときに熊との距離を確保できる全長に設計しました。
刃先カバー付き


銃刀法違反になるならないは別として(ならないように設計しましたが)、このポールを実際に持ち歩くことを想定してもらえれば分かりますが、先の尖ったところが普通に危険!なので、刃先を保護する本革カバーを付けます。
本革であれば強度もありますし、ここは原熊のこだわりでもあります。
設計コンセプト
「原生林の熊工房 ・山菜採りポール 熊撃退」は、最低限クマの攻撃をかわせる長さを備え、持ち運びに適した設計になっております。
原生林の熊工房は、熊と戦うことを推奨しておりません!熊鈴や大きな音が鳴るものなどを利用して、まずは熊とバッティングしないようにするのが前提です。
このポールは、熊と近づかない対策を行っても、それでも熊と出遭ってしまい、なおかつこちらに襲撃してきた際に使用するものです。
熊と出遭いお互い視界に入っても、じっとしているとそのままゆっくりその場を立ち去る熊も多いので、「熊に会った=すぐ戦う」ではない点は留意しましょう。
一番いいのは使わないこと
ネットショップで「原生林の熊工房 ・山菜採りポール 熊撃退」を販売してすぐにご購入いただいた方もおります。
原生林の熊が自分の経験を活かして作り、販売しているものではありますが、これを持って山に入っても誰一人として使うことのないように・・・と祈っております。
ただ、万が一のときは自分の身を守ることが大事です。
そんな万が一が起こらないようにと願いつつ、誰も熊の被害に遭わないようにとこの商品を販売させていただくことになりました。
税込み12,000円の着払いとなっております。
ご注意ください



しつこいようですが、この「原生林の熊工房 ・山菜採りポール 熊撃退」で誰かが傷ついてしまうことは絶対に避けたいので、さいごにもう一度注意喚起をさせてください。
先が鋭利になっております。基本的にはカバーを付けたままにしていただき、取り扱いは慎重にお願いいたします。
小さなお子様の手の届く場所には置かないでください。
絶対に人に向けて使用しないでください。
熊に遭わないことが一番です。このポールを使用することを考えるより、まずは熊が近づかないように対策をしっかりと行ってください。
お問い合わせ、ご質問も受け付けております
この商品に対してのお問い合わせやご質問は、原生林の熊の公式LINEより受け付けております。
原熊が直接返信させていただきます。