近年、熊が人里へ下りてくることは、もはや「異常事態」ではなく「日常」になりつつあります。「うちは大丈夫」が通用しない時代、ガラス1枚の守りだけで、本当に家族の安眠を守れるでしょうか?
今回は、「愛犬と暮らす家」のための、実践的な熊対策リフォームを提案します。
原生林の熊大切なものを守る最強の熊対策です!
その「番犬」、本当に家を守れますか?
厳しい現実をお伝えしなければなりませんが、 熊にとって庭で「鎖に繋がれた犬」は、番犬ではなく「格好の獲物」です。
今年、庭に繋いでいた愛犬が熊に連れ去られるという痛ましい事件が多発しました。また、窓ガラスを割って家屋へ侵入するケースも増えています。
自由を奪われ、逃げ場のない犬は、熊にとって「罠にかかった鹿」と同じ。単なる餌でしかないのです。
2025年|熊に襲われた犬たち
- 7月24日午前、岩手県岩泉町で熊に襲われたとみられる犬が住宅で死んでいるのが見つかりました。
- 9月14日午後、福島県喜多方市の住宅で、飼い犬が熊に襲われました。
- 10月25日午前、宮城県古川市で熊が庭で飼われていた柴犬を襲いました。柴犬を加えた熊は藪の中に逃げ込んでいます。
- 10月27日午前、岩手県一関市の民家の庭で熊に襲われた男性が亡くなっているのが発見され、近くには飼い犬の死骸もありました。
- 11月11日午前、秋田市内で、柴犬が熊に襲われて連れ去られました。犬小屋ごと引きずって移動したとのことです。
これは今年起こった「熊に犬が襲われた事件」の一部です。人の被害も多発していますが、犬の被害もグッと増えていて、民家の敷地内に熊が侵入することの怖さを考えさせられます。
「餌」になるか、「最強の抑止力」になるか
しかし、もし庭に勇敢な北海道犬が2頭、放し飼いにされていたらどうでしょうか?
自由に動き回り、テリトリーを守る犬たちの存在は、熊にとって「近寄りたくない厄介な家(ウザい家)」と認識されます。これこそが、熊を遠ざける最強の抑止力となるのです。
家族と家を丸ごと守る「要塞ドッグラン」とは
「要塞ドッグラン」は単なる愛犬の遊び場ではありません。 熊の侵入を防ぎ、猟犬(番犬)の能力を最大限に引き出して家を守らせるための防衛システムです。
特徴1|家を丸ごと囲む「回遊式」設計
家の周囲全体を堅牢な柵で囲い、ドッグランにします。愛犬が敷地内を自由にパトロールできるため、熊に侵入の隙や死角を与えません。
犬にとっても広々とした場所で運動できるため、ストレス軽減・健康維持につながります。
特徴2|駐車スペースを活用した「二重扉」


生活の利便性も考慮し、カーポート(駐車場)スペースを有効活用。人の出入りや車の出し入れ時に愛犬が外へ飛び出さないよう二重扉構造を採用しています。
ドッグランで飼うときに心配なポイントとして、「犬が外へ飛び出してしまわないか」といった点が挙げられます。首輪やリードのない犬は、敷地外に飛び出すと車にひかれてしまう可能性もあります。
しかし、ドッグランからカーポートへの入り口(第一の扉)、カーポートから敷地外への出口(第二の扉)の二重の扉となる構造ですので、犬の飛び出しを阻止できます。
特徴3|外倉庫もガードして「誘引」を防ぐ
食材や生ゴミの匂いで熊を誘引しやすい「外倉庫」も、ドッグランの囲いの中に収めます。これにより、熊による破壊・略奪を防ぎ、そもそも熊を寄せ付けない環境を作ります。
また、家の中ほどではないにしても、外倉庫・小屋・物置には、様々なたいせつなものがあるかと思います。倉庫への熊の立てこもり事例もありますが、柵の中にあれば安心です。
【実録】熊を恐れない「北海道犬」の力
本来、北海道犬(アイヌ犬)は熊を恐れない気質を持っています。
その力が発揮された実話を紹介します。


知人の愛犬、北海道犬(牝)のオーレちゃんは、飼い主様との松茸採りの最中に熊と遭遇しました。
オーレちゃんは逃げるどころか、なんと1時間にわたり熊と格闘。見事に飼い主様を守り抜いて帰還しました。
彼女が熊から人を守ったのは、これで2回目です。
私(原生林の熊/佐藤誠志)も、山に入る際は必ず北海道犬を連れていきます。うちの子も熊と戦った経験があり、彼らは最高のパートナーです。
この勇敢な気質を活かすには、鎖で縛るのではなく「家の周りを自由にパトロールできる環境」が必要です。



私が山に入る際も、熊と戦ったときに首輪に爪をひっかけられないように、山の中では愛犬の首輪を外しています。
「熊が敷地内に入ってきても仕方ない」を変えるために
残念ながら、政府や自治体の対策は根本的な解決に至っておらず、山に熊の餌が増える状況(メガソーラー開発や植生問題など)も改善の兆しがありません。
来年、再来年も、熊は必ず出てきます。それどころか、人を恐れない「新世代の熊」や「犬喰い熊」「人喰い熊」が増加し、事態は悪化する可能性すらあります。
「対策しないと、もう郊外には住めない」今後多くの人がそう実感するのではないでしょうか。
心配を安心に変えるために、愛犬を「餌」にするのではなく、家族を守る「頼れるパートナー」にするためのリフォームを始めませんか?
- 山間部・郊外の一戸建てにお住まいの方
- 北海道犬、甲斐犬、紀州犬などを飼育している、または飼育予定の方
- 小さなお子様や高齢者がいるご家庭
商品・施工について【要塞ドッグラン(家屋全周回遊型防衛柵)】
ドッグランのご注文とともに「これから北海道犬を飼いたい!」といった方には、北海道犬の紹介もしております。
また、ドッグランは敷地の広さや形状により価格は異なります。
まずはお住まいの状況をご相談ください。個別にお見積りいたします。




